FXの税金
FXの税金を知る
FX(外国為替取引)で投資をして利益が出ると、
もちろん、利益から算出した分の税金を払う必要が出てきます。
スワップ金利を主として行っている人の場合
スワップ金利は、利益の出やすい投資法なので、FXを始め多くの人がやっていると思います。
使っているFXの業者によって違うと思いますが、
毎日振り込みの場合は1年間の利益に対して税金がかかってきます。
申告しないと決済しない業者の場合は、1年が過ぎても決済しないので、次の年に繰越になっています。
FXの取引で得た利益は「雑所得」となり、1年で20万円以下は税金がかかりません。
逆にそれ以上になると税金がかかってしまうので、
スワップ金利で利益を出している人は、この20万円を1つの目安にするといいと思います。
もしも1年で20万円の利益が出たとして、1年ずつ決済すれば税金はかかりませんが、
2年間持ち越しで翌年に決済をすると、40万円になり20%の税金がかかる場合は、
8万円も支払わなければなりません。
FXをはじめて利益が出てから税金の事を考えるのではなく、
始める前から調整して頭に入れておくと良いと思います。
また、FXの税率は固定ではなく、利益に応じて変化します。
多い場合には税率55%ということもあります。
ただ、税金対策の方法がないわけではなりません。
しかし、まずは実際にFX口座を開設して、
開設したFX業者のサービスで税金について、詳しく説明やサポートを受けてみるのが良いでしょう。
トレードを主として行っている人の場合
FXの基本は外為取引、つまりトレードで2つの異なった通貨の売買で利益を得る投資法ですが、
利益も大きい分損益も大きくなってしまいます。
初心者で大きく利益が出ればよいのですが、なかなか難しいものです。
損益が出た場合、1年間で出た損益は翌年に繰り越す事が出来ます。
例えば、
1年目に損が100万円出て、2年目は200万円の利益が出た場合
損益を繰り越さないと、2年目に20%の税金とした場合に40万円支払わなくてはなりません。
ですが、前年度の100万円の損益を繰り越すことが出来れば、
差し引き100万円の利益なので、税金は20万円で済むことになります。
外為売買のトレードを投資法にしている人は、
利益の事だけでなく、損益を繰り越すことが出来る外為業者を選ぶことも大切です。