FXに向いている人
ですから、損をするのも得をするのも、最終的にはその人の選択次第になってきます。どんな人でも、FXをすればある程度は利益を出すことは可能です。
ですが、その人がより大きな利益を得ることができるかどうかは、
その人がFXに向いているかどうかでも変わってきます。
根気のいる投資
一回一回の勝負結果にこだわらず、必要な時はききちんと損切りが出来て、
長期的な視点で投資を捉えることが出来る人ほど、FXには向いているのではないでしょうか。
それが出来ない人は、損失を塩漬けにして、更に被害を拡大させてしまいます。
そして最後には、資金を枯渇させ相場から撤退するのがお決まりのパターンです。
友人たちを見ていても、損切りを出来ないタイプほど大損している傾向にあります。
また、ある程度トレードにルールを持っている人ほど有利かと思います。
ルールも無しに、自分の勘とフィーリングだけでずっと勝てる人は、余程の天才かもしれません。
普通は短期には勝てたとしても、長期では変化の激しい相場の世界では生き残れないと思います。
絶え間ない勉強と情報収集、折れない心を持ったプレイヤーほど、生き残る可能性は高いと思います。
長期投資のコツ
長期投資をやる場合は、適切なレバレッジで無理のない投資をすることが重要です。
また、高金利を求めて変動の激しい資源国内通貨にばかり投資をするといった、偏ったポートフォリオは危険です。
リスクの低い、先進国通貨も取り入れてバランスのとれたポートフォリオを心掛けるべきです。
こうした基本的なことをきちんとおさえて実行できる人は勝てる可能性が高い人です。
また、通貨分散とともに「時間分散も考慮できる人が有利」です。
時間分散というのは、買い付けるタイミングを分散することで、
一度に多く投資をするのではなく、少しずつポジションを増やして高値掴みを避けるやり方です。
あとは変わった条件ですが、海外に住む能力があると、長期の外資投資は向いているかもしれませんね。
私の友達は某東南アジアの国の長期滞在ビザを持っています。
枯れは円高で外貨投資で評価損を莫大に出しても、全く同様していませんでした。
その理由は、「円高になれば日本を脱出して海外で暮らせば問題」という、極めてシンプルかつ明快なものでした。
それが正しいのか間違っているのかはともかくとして、
その理論で彼は嵐のような2008年から2012年までの円高相場を乗り切ることが出来ました。
これはなかなか面白い発想ですよね。
何かこういった、「他の相場参加者と違う視点」をもっているというのは、
案外相場を生き残るための重要な要素なのではないかと思ったくらいです。